王農先生についてご案内

中国現代水墨画の大家王農氏により、弊社の業務のイメージを画と詩にして頂きました。

作画・作詞 王農

王農

現在、王農氏は中国の現代水墨画を代表する、最も傑出した画家の一人である。


少年時代より父、王森然氏(中国著名理論家、文学家、歴史学家、教育家、中央美術学院教授)について書道、絵画、古典の文学及び芸術理論と文字学を学ぶ。


桂林山水と西北風光を得意とし、墨絵の主なテーマは花鳥、山水である。


伝統と西洋技法を結合し、自分独特の画風とし、その破墨画法をさらに現代的な感覚の技法へと発展させた画家と言えよう。


1992年以降、東京銀座ギャラリーギンザサロン、ギャラリー栃、東京近代美術倶楽部、小津和紙博物館、日中友好美術館、そごう百貨店、東武百貨店等で多くの個展を開いた。


1992年中国国際美術大賞を受賞、北京受賞作品<雪国>は二十世紀中国美術精品集と言う大型画集の表紙になり、世界にその名前と地位を不動のものとした。

漢詩

人は、一生涯出逢いを繰り返すが、
最後のお別れをしなければならない時の
つらさは、また、格別のものがあります。


季節はめぐり、春の風になり
花々も咲くようになりますが、
蚕は、最後まで糸を吐き続け
蝋燭は、灰になるまで蝋涙を流し続けます。


旅人よ、もう過去になってしまった話は
聞かないで欲しい。


人はもとより別れに悲しみを抱くが、
川の流れは、そうした人々の悲しみも
知らぬように絶えることなく
流れつづけています。


天と人の間で